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内容

サステナブル・コットンを調達するには

持続可能な調達を進展させる上で、サプライヤーとの話し合いは、重要なマイルストーンです。初めてサプライヤーに連絡を取る前にしておくべきことがいくつかあります。

調達の目的とアプローチを理解する

サステナブル・コットンの調達は、展示会で良い生地見本を見つけてそれを注文するのと同じくらいシンプルにすることが可能です。もしくは、あなたの会社の具体的なサステナビリティのニーズを満たす新たなサプライチェーンを構築するために、(新規もしくは既存の)サプライヤーへの働きかけが必要になるかもしれません。

サプライヤーとの話を始める前に、あなたの会社のビジネスの調達目的(どのような種類のコットンをどの程度、いつまでに調達するか)をよく理解しておくと、アプローチの戦略性を高めることができます。通常は、優先事項を満たし、より効率的に目標に向かって進展するために、ポートフォリオ・アプローチを採用することをお勧めします。

どこから手を付けるかを決める

サステナブル・コットンは、2つのカテゴリーに分類されます。どのタイプのものを調達したいのか、または混合(我々が推奨するアプローチ)でもいいのかどうかを理解しておく必要があります。

品質指定のコットン:

製品にふさわしい品質を見つける: 品質指定のコットンはサプライチェーン全体を通して、農場/工場から最終製品まで追跡されます。購買担当者は、製品仕様に合った品質を選択し、サプライチェーンから直接購入することが多いです。

使用: 品質指定のコットンは、サプライチェーン全体で非サステナブル・コットンから分離されているため、あなたの会社の現在のシステムに統合することも、製品にこの品質のコットンが使用されていると表示することも簡単にできます。

認証: 工程認証証明書は、ある工場がその繊維の販売を承認されていることを示し、取引証明書はそのコットンに付随してサプライチェーン内を移動し、そして最終証明書が工場から裁断縫製仕上げの工場に渡されます。

マス・バランス・コットン:

マス・バランスを使用するプログラムでは、サステナブル・コットンと非サステナブル・コットンをサプライチェーンで分離する必要はありません。つまり、これまでと同じコットンを調達できると同時に、より多くのサステナブル・コットン栽培に投資できます。 マス・バランスのプログラムは会員になることが必要です。以下に一般的な手順を説明します。

自社のコットンのベースラインを理解する: 会費を割り出すために、ます1年間(前年度)の生産データが必要です。それを(a) 製品タイプ別と(b) 繊維含有率で割り出します。

自社のトップサプライヤーを特定: サプライチェーンで一番大きな関係者はどこですか?そこが調達目標を達成するための主要なパートナーとなります。

優先サプライヤーを決定: 重要かつ良好な関係がある、もしくはあなたの会社が強い影響力を持っている候補者を選択します。彼らはあなたの調達に関する優先事項を積極的にサポートしてくれる可能性が高いです。

サプライヤーリストを確認: 関係機関でこれらのサプライヤーがすでにプログラムに登録されているか確認してください。 この情報を基に、サプライヤーに対して、製品に使われるコットンの供給元を切り替えるよう依頼します。サプライヤーは、サステナビリティ・プログラムの要求に応じて、マス・バランス生産物流管理の要件に従った発注書の調整を開始します。

目標を設定し、そのアプローチを決定する:

より多くのサステナブル・コットンの調達を始める時、適切な基盤を設定することが重要です。 まず始めに、次のことを考えてください:誰に関与してもらう必要があり、次にどのような手順を踏む必要があるでしょうか。

全ての組織はそれぞれ異なります。しかし、一般的には、サステナブル・コットンの調達に関するプロセスを始めるための主要な人々は以下の通りです:

  • デザイナー/バイヤー/生地のバイヤー:デザイナーとバイヤーは生地を選ぶ立場なので、製品に使われる持続可能な繊維の選択肢を探す役割として適任です。
  • 生産/調達:生産チームは、どのサプライヤーがサステナブル・コットンで取引する最善のパートナーかについてアドバイスできます
  • 品質/ 品質管理 :品質管理チームを早い段階で関与させて、変更の理由に関与してもらい、新たな品質が現在のスタンダードを満たすことを確認してもらいます。
  • 財務:追加費用については、財務からのサポートが必要です
  • マーケティング:このチームは、サステナビリティ活動をいつどのように消費者に伝えるかが分かっています。

あなたの会社に合った適切なスタンダードとアプローチを選択したら、サステナブル・コットンの使用に必要な条件が全て満たされていることを確認してください。 たとえば、会員資格が有効であること、コットンを加工しているサプライヤーが、サステナビリティ・プログラムの生産物流管理(CoC)の要件やその他の要件に従うことができることを確認してください。

社内目標に対する実績を示したい場合、コットンを含む製品の持続可能な調達の文書化は不可欠です。 社内の文書化システムを確立する際に、どのデータまたは手順が必要なのかを慎重に検討することが重要です。 コットンを含む製品がどのサプライヤーから供給されているかを確認してください。これを行うことでスタンダードを発行している団体が要求するデューディリジェンスが可能になります。 一部のスタンダードを発行している団体では証明書は不要であり、例えばBCIプログラムはオンライン検証ツールのベター・コットン・プラットフォームを備えているので、それをあなたの会社のビジネスプロセスに統合する必要があります。

あなたの会社は、おそらく購買管理およびその記録のための一連のシステムを持っているでしょう。 これらが使えるかどうか、またどのように使うかについて検討してください。 たとえば、レポートを作成する際に、従来のコットンの混合でなく、サステナブル・コットンの混合を入力することは可能でしょうか? 既存のツールを調整して使用できる可能性もあります。 たとえば、一部の購買システムにはトラッキングができるモジュールがあります。

既存のシステムが使えそうにない場合は、チームおよび関連部門と協力して、どのように購買記録をつけていくべきかを検討してください。

採用を決定したサステナビリティのスタンダードおよび認証方法に合った業界ツール(ベター・コットン・プラットフォームなど)を利用できるようにします。 調達を支援する便利な業界ツールがあり、システムのカスタマイズも選択可能です。 BCIのメンバーシップは小売業者とブランドには必須であり、メンバーになると、ベター・コットンとしてコットンを含む製品を調達する際の、ベター・コットン生産物流管理を文書化するベター・コットン・プラットフォームを使用することができます。このプラットフォーム上で、あなたの会社のアカウントにサプライヤーが「Better Cotton Claim Units」(またはBCCU)を登録します。 ベター・コットン・プラットフォームは、ベター・コットン生産物流管理によって管理されており、それを使用するためにはあなたの会社のサプライヤーにも特定のカテゴリーのメンバーシップを入手する必要がありますのでご注意ください。

多くのツールは、さまざまなコットンの団体の会員になるとアクセスできるようになり、ブランド内で正しく使用するためには必須です。

ダウンロード可能な資料

より詳細な情報は、こちらのページをごらんください。

このセクションでの全ての手順を示した図はこちらです。

地域別のサステナブル・コットンの生産量

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